昨年メゾン90周年を迎え、本社をローマの歴史的建造物「イタリア文明宮」に移したFENDI(フェンディ)。熟練の職人によるクラフツマンシップと卓越したクリエイティビティを武器に躍進するメゾンが、新旗艦店「フェンディ 銀座店」をGINZA SIX(銀座シックス)内に、地下1F〜地上3Fの4フロアでオープン。VIPルームや世界初のファーコートのメイド・トゥ・オーダーサービスを携えるなど、見どころ満載の新店舗の魅力とは?

FENDI(フェンディ)、GINZA SIX(銀座シックス)、アート


デザインコンセプトにはメゾンのルーツである「ローマ」を掲げ、イタリア文明宮を思わせる厳粛なファサードが出迎える新店舗。歴史的建造物の誇り高きムードに導かれ店内に足を踏み入れると、フラワーアーティスト、東信氏による「ファーツリー」など、メゾンの「今」を感じさせるアートピースが目に飛び込んできます。フェンディの美学が凝縮した店内で編集部が出合った「アートな見どころ」と、ここでしか手に入らない限定品をいち早くご紹介します!

17,500本の鋲に囲まれた新作たち

FENDI(フェンディ)、GINZA SIX(銀座シックス)、アート


まず、1Fの入口をまっすぐ突き進み、奥のウォールに注目しましょう。「スパイクウォール」と名付けられた、17,500本もの鋭い鋲(ビョウ)で作られた展示スペースは圧巻。アート作品のように飾られたアイテムたちはどれも、今シーズンの新作バッグです!

注目のアートピースは階段にあり!?

FENDI(フェンディ)、GINZA SIX(銀座シックス)、アート


大理石が一面に敷き詰められたラグジュアリーな階段を登っていくと……

FENDI(フェンディ)、GINZA SIX(銀座シックス)、アート


壁にはアートな仕掛けが!! 近づいてよく見てみると、フェンディの上質なファーがあしらわれた生地が飾られています。こちらは、コレクションピースになる前の、ファータブレットと呼ばれる生地サンプルなのだとか。毎シーズン何十種類もつくられ、その中からデザイナーのカール・ラガーフェルドがピックアップし、組み合わせて服に仕立てていくようです。服が出来上がるまでの過程を垣間見ることができ、おしゃれ好きにはたまらない演出ですね! ここではエレベーターではなく、階段を登りながらアートピース探しを楽しんでみてください!

ファン必見は、フェンディラベルの家具!

FENDI(フェンディ)、GINZA SIX(銀座シックス)、アート


各フロアに点在しているインテリアはすべて、1950年代を中心としたフェンディラベルの一点物!! 各階のイメージに合わせて選び抜かれたこだわりのセレクションは、ブランドのイメージを伝えるだけでなく、ストレスフリーで買い物を楽しめるよう配慮された居心地の良さも魅力的。世界中から集められた希少な家具が織り成す比類なき空間は、ここでしか見ることのできない、貴重な要素のひとつです。

買うべき限定アイテムはピンクとグレージュが狙いめ!?

FENDI(フェンディ)、GINZA SIX(銀座シックス)、限定品


人気のピーカブーから、新店舗オープンを祝して限定カラーの「セレリア ミニ ピーカブー」が登場。最高級のカーフレザーを用い、全工程、熟練職人の手作業により制作されるタイムレスなバッグは、大人の春コーデに彩りを添えるフューシャピンクや、お仕事コーデにも最適のグレージュが早くも争奪の予感! バッグ「セレリア ミニ ピーカブー」(H18×W23×D11㎝)各 ¥530,000

 

FENDI(フェンディ)、GINZA SIX(銀座シックス)、限定品


バッグとおそろいで持ちたい、カラーブロッキングの財布も抜かりなくチェックして! 左の財布 ¥78,000、右の長財布 ¥98,000

新たなる歴史を刻み始めたメゾンのすべてが凝縮した、GINZA SIX(銀座シックス)内、フェンディ銀座店はいかがでしたか? 今回は、アートな視点から、編集部が厳選した見どころをお届けしました。こだわりが詰まった特別な空間は、美術館感覚で足を運んでみてはいかがでしょう。

※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。

フェンディ 銀座店 

営業時間/10:30〜20:30

住所/東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX内

TEL/03-3569-0311(店舗直通)

お問い合わせ先

フェンディ ジャパン

TEL:03-3514-6187

www.fendi.com
この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2019.1.15 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
クレジット :
構成/石原あや乃