7th , Oct. 2016

今、再び超高級コスメの時代へ。 だから美しくなる暗示も含めて化粧品に酔う女の勝ち!

齋藤 薫さん
美容
ジャーナリスト
齋藤 薫さん
齋藤薫の連載コラム。ゲラン オーキデ アンペリアル ブラック クリーム
ふと、思ったことがある。“お金のかかっていそうな女”と“かかかっていなさそうな女”、その差は一体なんだろうと。何の根拠もないけれど、いつもいつもでなくても、どこかで際限なく美容にお金をかけた経験があるという、そういう気配を醸し出している人は、やっぱりなんだか高そうだ。例えばだけれど、一品10万円するクリームを使ってきた人は、なんと言うか、美しさの“ゆとり”のようなものが違う気がするのだ。

例えばだけれど、世界一の贅沢を提供するのが、あのドバイの天空ホテルだとしたら、そこで過ごしたことがあるかないか、それで“心のゆとり”って明らかに変わってくる。贅沢とはなんなのか、それが“本物のサービス”ならば、肌で体感したことがあるかどうかが、その人から醸し出される雰囲気に多少とも表出してくるのは無理からぬこと。

とすれば、美しさにおいても10万円クリームの感触や仕上がりを肌が知っているかどうか、超高級化粧品を使ったことがあるかどうか、その差はやはり大きいのだ。

高いものほど、よく効く…言うまでもなくこれは、化粧品にまつわる揺るがぬ法則。

高級化粧品は、“高級化粧品”というだけで効いてしまう響きがある。高級な佇いだけで、効いてしまう気配がある。それはもう、理屈ではない何かの力が働いてるとしか思えない程の“絶対の真理”となっていたのだ。

でも、覚えているだろうか? あのリーマンショック。直接何かの被害を被っていなくても、何やら大きな不安に襲われたもの。もう自由にお金を使っちゃいけないのではないかという強迫観念に襲われたもの。ともかくあの時、お金に対する価値観がはっきり変わった。「高いものほど良い」という、当たり前の基準が、そこで大きく変わったのだ。「安かろう悪かろう」という今までの基準にも大きな変化があって、“安くても良いもの”が一気に増えたのは事実。

まさにその時、「高いものほどよく効く」という化粧品の定説も、にわかに崩れ始めた。実際、あれからしばらくの間、高級化粧品というものが鳴りを潜め、発売を予定されていた超高級化粧品がデビューを見合わせた。

その代わり、プチプラブランドがやたらにもてはやされたのだ。化粧品だけではない、ファッションの世界でもそれは同じこと。いわゆる一流ブランドも、以前のパワーを保てなくなっていったのだ。

ともかく人々の価値観は多大なパワーを持っていて、正直この時、高級化粧品の時代はもう二度とやってこないのだろうとさえ思ったもの。低価格化への流れがあまりにも強くて、とてもじゃないが、「5万円クリームが素晴らしい」などと言える空気ではなかったのだ。

いや、思えば自分自身の中の金銭感覚も明らかに変わっていて、化粧品は1万円出せば本当に良いものが買えるというふうに価値観が切り替わっていた。実際この頃、最先端を競うような美容液は1万円が目安になっていた。まさに1万円出せば、充分キレイになれる時代となり、15,000円でももう高いと思うようになっていたほど。

でも、この数年でまたにわかに事情が変わった。高級化粧品が復活、とりわけ今年はいわゆる超高級品が再び脚光を浴び始めたのだ。でもそれは、リーマンショック前の高級化粧品とは明らかに意味が違っている。かつては高級であることの暗示効果に頼る化粧品もなかったとは言えない。まさに「高いものほどよく効く」という法則に、大きく依存していたのかもしれないのだ。でも安くてもよく効く化粧品が市場を埋め尽くし、1万円出せば充分の時代に、あえて高価格をつけてくる化粧品の、“覚悟と自信と嘘のない強大なパワー”が新たな評価を集めているのだ。

確かに、感じてた。もっと突き抜けるようなスゴイ化粧品が欲しい。びっくりするほど高くてもいいから、そろそろそういうものに出会いたい。女は貪欲。決して、今に満足しない。もっとキレイになるために、「もっともっと良いものを」と限りなく上を求めていく。それが女だから。

つまり生まれるべくして生まれたのが今年の超高級化粧品たちなのだ。大丈夫。作ってくれたのは心から信じられる一流ブランドばかり。ここにご紹介する高級品は、開発にそれだけの投資をしている上に、それぞれに高級である理由が明快。ましてやプチプラ時代を経て、高級品の暗示効果もあきらかに進化してる。だから、今改めて「高いものほどよく効く」と言い切りたいのだ。確信を持って……。

あとは、その高級感に心身ともに酔える感性を、あなた自身が持つこと。それに尽きるのだ。やっぱり、“お金がかかっている女”に見えたいから。ジュエリーで着飾るよりも尊い“上質な美しさ”のために。



SK-II マスターピース セラム SK-II マスターピース セラム


ゲラン オーキデ アンペリアル ブラック クリームゲラン オーキデ アンペリアル ブラック クリーム


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文/齋藤 薫 撮影/戸田嘉昭、宗高聡子(パイルドライバー) 構成/渋谷香菜子(LIVErary.tokyo)

Presenter

齋藤 薫さん
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Profile

女性誌編集者を経て独立。美容ジャーナリスト、エッセイスト。女性誌において多数の連載エッセイをもつほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。近著『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)ほか、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

好きなもの:マーラー、東方神起、ベルリンフィル、トレンチコート、60年代、『ココ マドモアゼル』の香り、ケイト・ブランシェット、白と黒、映画

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