16th , Jan. 2017

『創作意欲を掻き立てる女』って、 大人の女にとって究極のテーマだと思う。

齋藤 薫さん
美容
ジャーナリスト
齋藤 薫さん
齋藤薫の官能コスメ。ヘレナ ルビンスタインの化粧水「プロディジー リバーシス ローション」

ただ美しいだけではない女、人を惹きつけて離さない女………究極のテーマである。

できるなら、そういう"引力"を宿したいと、女なら誰もが思う。でもそれはある意味、美しくなるよりも難しいこと。形があるようでないような、目に見えるようで見えないような"正体不明の引力"は、そもそも生まれつき備わっているものなのか、後からでもつくれるものなのか、それすら曖昧。一体どこから手をつけていいのか、途方に暮れるばかりだからだ。

でもひとつ、その強力な手がかりになるかもしれないのが、"画家が愛した女たち"。人を惹きつけて離さない、美女を超えた美女は、時に"魔性の女"と呼ばれたり、フェロモンという生物学的特徴で説明されたりするけれど、もっとリアルに明快に、この引力の正体を教えてくれるのが、画家に愛された女、すなわち"創作意欲を掻き立てる女"なのだ。

だから私は、実在の画家をモデルにした映画を見逃さないようにしてきた。そこに出てくる女たちは、まさに創作意欲をかき立てる、ただならぬ女たちだから。もちろん女優が演じているに過ぎないのに、"彼女たち"には何か訴えかけるものがある。それを見逃したくないからなのだ。

 

1月28日に公開の映画『エゴン・シーレ 死と乙女』も、まさにそんな映画の1本。

映画『エゴン・シーレ 死と乙女』の一場面

意図的なのだろうが、この映画に絶世の美女は出てこない。むしろエゴン・シーレ自身の美しさと身勝手さが際立ち、女たちはこの天才画家に翻弄されながらも、彼に描かれることに喜びを感じる。女にとって、描かれることはまさに愛されることなのだ。

映画『エゴン・シーレ 死と乙女』の一場面

少女の絵をよく描き、わいせつ罪で逮捕されたこともあるシーレの最初のモデルは、特別な関係にあったとも言われる妹。「隣に住む姉妹のどちらでもよかった」らしい結婚相手に選ばれ、シーレの絵を肉感的なものに変えたと言われる妻。

しかし、最も重要なのが、恋人ヴァリ。クリムトがモデルとしてシーレに"提供"し、たちまち同棲を始めたこのヴァリこそ、彼の作品に多大な影響を与えたとされる。かつて女優のジェーン・バーキンも、若いころにこの女を演じていて、まさに画家に愛され、創作意欲をかき立てる女の象徴でもあったのだ。

映画『エゴン・シーレ 死と乙女』の一場面

映画のタイトルにもなっている作品「死と乙女」のモデルでもあるヴァリは、自分と同棲中に隣の家の娘と結婚を決めてしまうシーレの裏切りに合い、戦地で看護婦となって病死する悲劇の女でもあるが、どこまでも生々しくエロティック、いやグロテスクでもあったシーレの作品に、香りのような知性を与えていたのは、このヴァリの影響ではなかったかと思うほどの存在。いわゆるインテリではないのに、男の芸術的才能を覚醒させる、女としての深遠な魅力、人としての重厚感のようなものを持った女であるのは間違いないのだ。

映画『エゴン・シーレ 死と乙女』の一場面

映画の中でヴァリを演じる女優フェレリエ・ペピナーは、確かに最もエゴン・シーレの描く女に似ていて、どこかに複雑さを感じさせるにもかかわらず、突き抜けた透明感があり、キラキラした生命感を感じさせるのに、どこかに影をたたえている。そうした二面性が、シーレの心をとらえたに違いない。いやこの人はもともとクリムトのモデルでもあり、愛人でもあった女。まさに創作意欲をかき立て、愛されるように描かれた女だったのだ。

単純な美しさではない。でもだから人の感性にまとわりつく。そういう引力ある美しさを身につけたいならば……と言う視点で、選んでみた化粧品がある。

ただの美白じゃない、ダイヤモンドの輝きを根本から分析して、それを肌づくりで再現した、文字通りの"ダイヤモンド美肌美白"。ダイヤモンドがたたえる3種類の異なる輝きをひとつの肌で再現するテクノロジーがすごい。それも、クレ・ド・ポー ボーテが作ったと言う革新性と信頼感で、今年最も注目の高い美白となった。

クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン>>クレ・ド・ポーボーテの新美白セラムで、ダイヤモンドの輝きを放つ極上の肌になる


 

そして、油分を水分で包んで肌に届け、その場で触れたくなるような、艶やかなもち肌を作るのはヘレナ ルビンスタインのリプラスティー リバーシスの新しいローション。ただの透明感ではない、ある意味エロティックな美肌を作る化粧水と覚えておきたい。

ヘレナ ルビンスタインの化粧水「プロディジー リバーシス ローション」>>見るからに「タダならない美しさ」をつくる、ローションをはるかに超えた手ごたえを感じて


 

さらに、画家が描く女性の肌の紅潮をイメージし再現するのが、 キッカの新しいチーク。血色チークが今の主流だけれど、キッカはさらに人の肌の美しい生命感を描き出すため、"体温を表現するチーク"を作った。

キッカのチーク、フローレスグロウ フラッシュブラッシュ>>ヘルシーな肌体温を描き出すキッカのチークで、センシュアルがにじみ出る


ともかくそういうふうに、大人はただの美しさじゃない、人を惹きつけて離さない、人の感性を刺激するような美しさを宿すべきなのだ。だからテーマは「画家の心をも捉えて離さない、見た目も中身も二面性ある女」!

 

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文/齋藤 薫 撮影/戸田嘉昭、宗高聡子(パイルドライバー) 写真提供/Novotny & Novotny Filmproduktion GmbH 構成/渋谷香菜子(LIVErary.tokyo)

Presenter

齋藤 薫さん
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Profile

女性誌編集者を経て独立。美容ジャーナリスト、エッセイスト。女性誌において多数の連載エッセイをもつほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。近著『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)ほか、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

好きなもの:マーラー、東方神起、ベルリンフィル、トレンチコート、60年代、『ココ マドモアゼル』の香り、ケイト・ブランシェット、白と黒、映画

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