13th , Mar. 2017

大人の春コーデ

【2017年春】ママコーデ4選|大人のキャリア女性の卒業式・入学式・PTAコーデ

お子さんのための特別な学校行事が重なる季節、春。「適度にきちんと見えて、かつ快適に動ける」が、母であるシーンのドレスコードの基本といえますが、「実際、春の学校行事に対応するのはどんなコーディネートだろう?」「どこまでのフォーマル感が求められるのだろう?」「行事のあと、仕事に行くのだけれど、職場で気を使われたくない」−−。家事や仕事が充実している日々のなか、さまざまな悩みがあるのではないでしょうか。

また、特別な行事がある日=たくさん写真を撮る日でもあるから、自分も満足するおしゃれをしていたい。同僚やママ友達など、周囲の女性たちにも〝素敵だな〟と感じさせたい。胸に秘めた自身のそんな気持ちまでも満たしてくれる、適切なコーディネートとは?

母としても女性としても輝ける、今らしいフォーマルコーディネートを、キャリア女性が愛読する雑誌で活躍するスタイリスト・城長さくらさんに、シーンごとの正解例を4つ、うかがいました。

 




【1】卒業式・入学式は〝浮かない、でも埋もれない〟フォーマルスタイルで


卒業式・入学式は〝浮かない、でも埋もれない〟ノーカラーのツイードジャケットでのフォーマルスタイルで

母としての春の一大イベントは、なんといっても子供の卒・入学式。ハレの日には、上下がピシッとそろったスーツが定番。校風が少し緩い学校では、プルオーバー×スカートなどのセットアップで臨むという大人の女性も、最近増えているようです。

卒・入学式のファーストプライオリティーである正装感をきちんと保ちつつ、適度なトレンド感やちょっとした個性を表現できる、今どきのジャケットスタイルとは?

卒・入学式スタイルの主役アイテムであるジャケットですが、2017年のトレンドでもある、ツイード素材のジャケットを強くおすすめします。もともとフォーマルなイメージが強いツイード素材ですが、いま主流のツイードは素材に凹凸感があり、色味がさまざまにミックスされており、華やかな雰囲気を出すことができます。加えて抜け感が出るノーカラーやフロントのほつれ加工など、今どきな空気を盛り込んだデザインなら、ツイードって〝老け〟や〝かしこまりすぎ〟が気になって…と敬遠していた人も、心配なく着こなせます。

合わせた黒スカートは、ラップ風の前後差ミディ丈。ハイウエスト仕様でさらにウエストの中央にはVカッティングが。こんな細やかな設定で、ブラウスINしたときの腰回りのすっきり見えにも期待大! 家族でたくさん写真を撮ったり多くのママ友達と顔を合わせる日、こっそり無理のない、スタイルのきれいな女性になれます。

ジャケット¥70,000(YOKO CHAN)、ブラウス¥18,000(オンワード樫山<ベイジ,>)、スカート¥29,000(ADORE)、ピアス[18Kイエローゴールド×あこや真珠×ブラックスピネル]¥150,000・ネックレス[18Kイエローゴールド×あこや真珠]¥396,000(TASAKI)、バッグ¥192,000・靴¥74,000(JIMMY CHOO)

 

【Coordinate Point:エッジの効いたパール使い】
ピアス[18KYG×あこや真珠×ブラックスピネル]¥150,000・ネックレス[18KYG×あこや真珠]¥396,000(TASAKI)

ハレの日アクセサリーは、今も昔もやっぱり品格漂うパールで。だからこそこだわりたいのが、そのデザインです。クリエイティブ・ディレクター、タクーン・パニクガルが手がける「TASAKI」のデザインパールで、フォーマルなジャケットスタイルに、エッジを加えて。〝おしゃれもちゃんとわかってるママ〟なんて、間違いなく家族全員の自慢です!

 




【2】脱・横並びを狙った春の黒でPTAなどの学校行事へ


ブラウス¥42,000(yoshie inaba)、スカート¥26,000(wb)、コート¥140,000(SANYO SHOKAI<マッキントッシュ ロンドン>)、ネックレス[PG×DIA]¥600,000(ケイテン)、時計[PG×DIA×ステンレス(時計裏側)]¥1,140,000(DKSHジャパン<ベダ&カンパニー>)、バッグ¥260,000(バリー 銀座店<バリー>)、靴¥73,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター<ポール アンドリュー>)

PTAの役員会や報告会などの学校行事の日は、きちんと見え配色といえば…のオール黒で。子供や先生の目線を重視した授業参観日には、ママ的制服色カラーといわれるネイビーや、明るい印象になれる白が好きという人も多く、それももちろん正解ですが、父母のみが参加する学校行事であれば、小物やディテールで洗練された印象を付与した黒スタイルで臨んでみてはいかがでしょう。オール黒という配色は、〝とりあえず着ています感〟と〝おしゃれをして着ています感〟の差が、歴然と出てしまう気の抜けない配色でもあります。ただ素材選びと全身のシルエットに気を配れば、こなれた雰囲気に仕上げることができます。ほかのお母様たちとの「紺かぶり」も防げて、一石二鳥。

春に着るオール黒は、軽やかさがその印象を左右します。ブラウスはエアリーなシルク100%で、タイトスカートは麻混素材。テンションの異なる素材の掛け合わせで、オール黒の中に〝トップスはふんわり、ボトムはシュッと〟というリズム感が生まれます。ブラウスは、胸元や腕を覆うような二枚仕様デザインのものを選んで。おしゃれに見せつつ二の腕を自然とカバーしてくれる、大人の女性の気持ちに寄り沿った一枚です。アイテム選びによってはのっぺり見えてしまう危険性もある黒ブラウスですが、こんなひとひねり利いたデザインだったら、ママとしても女性しても歓迎ですよね。

そしてはおり物には、正統派のベージュトレンチをセレクトして。黒とベージュの美人色コントラストが都会的な風を吹き込み、パッと見の洗練度がアップします。

ブラウス¥42,000(yoshie inaba)、スカート¥26,000(wb)、コート¥140,000(SANYO SHOKAI<マッキントッシュ ロンドン>)、ネックレス[ピンクゴールド×ダイヤモンド]¥600,000(ケイテン)、時計[ピンクゴールド×ダイヤモンド×ステンレス(時計裏側)]¥1,410,000(DKSHジャパン<ベダ&カンパニー>)、バッグ¥260,000(バリー 銀座店<バリー>)、靴¥73,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター<ポール アンドリュー>)

 

【Coordinate Point:シンプル、小ぶり、ピンクゴールド】
ピンクゴールドのネックレスと時計

服がシンプルなぶん、コーディネートの完成度を上げるジュエリーにこそ、細やかな心配りを。華奢なロングネックレスとレザーベルトの時計、アイテム自体はシンプルめなものを選びますが、ポイントになるのはその色味です。地金をピンクゴールドで統一することによって、黒スタイルに、女性らしい華やかさや温かみが生まれるのです。

 




【3】ママ友とのランチ会ではトレンド感を重視、校内行事とはまた違う顔に


ママ友とのランチ会にはレザージャケットとピンクのパンツで

ママ友とのランチやお茶会も、学校行事とは違った意味でおしゃれに気を抜けないイベントです。校内で顔を合わせるときよりも、ずっとパーソナルな空間で接するシーンなので、「普段はどんな服装をしているママなんだろう?」と、お互いのファッションをこっそり観察し合あう…なんてこともあるかもしれません。そんなときは、先生方や大勢の父兄の視線を重視した校内行事の日よりも、積極的に流行を盛り込んだ感度高めな春スタイルで、自信をもって出かけたいですよね。

トレンドアピールとして効果的なのは、旬カラーを投入すること。2017年の春なら、ずばりピンク! 特にピンクに多少なりともの懐かしさや抵抗感を覚える大人は、顔から離れたボトムで差すアプローチがおすすめです。さらに仕事、移動、買い物、育児という多忙な日常を考えると、スカートよりも動きやすいパンツが最適です。

ネイビーのレザージャケットを合わせることにより辛さを加味し、かわいくよりもキレよく、といった気持ちでピンクを着こなしてみましょう。インナーのレース付きブラウスは、シルク100%。ラグジュアリーな質感を挟むことで、高見えする大人の最新ピンクスタイルが完成します。

ブルゾン¥240,000(ザ シークレットクロゼット神宮前<シクラス>)、ブラウス¥52,000(コロネット<エリザベス アンド ジェームス>)、パンツ¥45,000(三喜商事<ピアッツァ センピオーネ>)、“ウノアエレ“のピアス¥48,000・“ワンエーアールバイウノアエレ”のバングル¥10,000(ウノアエレ ジャパン)、バッグ¥175,000(グローブ・トロッター 銀座<グローブ・トロッター>)、靴¥46,000(アマン<ペリーコ>)

 




【4】仕事→ママ業の兼任日には、映えるオールインワンが味方に


オールインワンにロングカーディガンをはおった楽ちん通勤スタイル

例えば仕事後に、子供の学校や習い事の送迎へ。半日は女性として過ごし、半日は母親として過ごす、慌ただしい日。どうしても自分のおしゃれまで、気が回りませんよね。パッと簡単に着替えられて日中も動きやすい。その上仕事場や学校でも浮かない服って…。そんなときに頼りにしたいのが、オールインワンです。
もともと休日に着たくなるようなカジュアルなアイテムとして人気を博しましたが、最近は素材やデザインがきれいめなものが多く、通勤やオケージョンシーンでもおしゃれに着こなす人がグンと増えました。

トップスのブラウスは白で、ボトムのテーパードパンツは黒というベーシックな配色は、どんな場にもなじみます。そしてブラウスがパンツにふわっとかかっているようで、女性らしさもありながら、ウエスト周りのカバーもしてくれる秀逸デザインが、母目線では大歓迎。
ライトグレーのツイードミディ丈ジャケットをはおってきちんと感を高めれば、仕事場やママ友の目も無事クリアできてしまいます。

 

【front】
オールインワン¥42,000(ADORE)の前から見た絵

【back】
オールインワン¥42,000(ADORE)の後ろ姿


ブラウスの裾は、前がアシメトリーで後ろセパレート。シンプルな中に利いたちょっとしたデザイン性が〝おしゃれをしている〟という意識を高め、女性としてのモチベーションに繋がります。

ジャケット¥79,000(三喜商事<ストラネス>)、オールインワン¥42,000(ADORE)、ネックレス¥220,000(ウノアエレ ジャパン<ウノアエレ>)、時計¥830,000(DKSHジャパン<ベダ&カンパニー>)、バッグ¥148,000(グローブ・トロッター 銀座<グローブ・トロッター>)、靴¥73,000(セルジオ ロッシ カスタマーサービス<セルジオ ロッシ>)

 

以上、30代後半から40代女性の「母のシーン」での春の4スタイルをお届けしました。品のよさと快適性を両立させたスタイリングで、多忙な3月4月を乗り切っていきましょう! LIVErary.tokyoでは今後も働く大人の女性のきめ細かな悩みを解決するファッション・美容の技をお伝えしていきます。

 

■お問い合わせ先
ADORE TEL:03-6748-0540
アマン(ペリーコ) TEL:03-6419-7240
ウノアエレ ジャパン TEL:0120-009-488
オンワード樫山 お客様相談室(ベイジ,) TEL:03-5476-5811
グローブ・トロッター 銀座 TEL:03-6161-1897
ケイテン TEL:03-6206-6429
コロネット(エリザベス アンド ジェームス) TEL:03-5216-6516
ザ シークレットクロゼット神宮前 TEL:03-5414-2996
三喜商事(ピアッツァ センピオーネ) TEL:03-3238-1387
三喜商事(ストラネス) TEL:03-3238-1308
SANYO SHOKAI カスタマーサポート(マッキントッシュ ロンドン) TEL:0120-340-460
JIMMY CHOO TEL:03-5413-1150
セルジオ ロッシ カスタマーサービス TEL:0570-016600
TASAKI TEL:0120-111-446
wb TEL:03-6861-7688
DKSHジャパン TEL:03-5441-4515
バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120-137-007
バリー 銀座店 TEL:03-6264-5471
YOKO CHAN TEL:03-6434-0454
yoshie inaba TEL:03-6861-7678

撮影/坂根綾子 スタイリスト/城長さくら 構成/岩附永子

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