2017年4月20日に開業した大型商業施設「GINZA SIX(銀座シックス)」がきっかけで、今まで銀座にはあまり縁がなかったけれど、行ってみようかな?と思っている方も多いのではないでしょうか。

常に少しずつ姿を変えている銀座の街並みは、伝統と革新、両方の顔を併せ持つ魅力的な存在。そんな“今”の銀座らしさを体感できるスポットを、GINZA SIXの6にちなんで6か所ご紹介!【2017年4月30日更新】

■1:シドニー発のスタイリッシュなギリシャレストラン「THE APOLLO」

ギリシャレストラン「THE APOLLO」の銀座街バル2017メニュー

シドニーで流行しているギリシャレストランが日本に上陸。数寄屋橋交差点の東急プラザ銀座11階から、銀座の街並みを一望できます。

ギリシャレストラン「THE APOLLO」内観

コンクリート打ちっぱなしの洗練された店内は、「くつろげる」「女性同士で集まりやすい」「開放感がある」と、大人の女性からの評判も上々。スキレットでセミハードチーズを焼いた「サガナキチーズ」(¥1,850 税抜)が人気メニューです。

ギリシャレストラン「THE APOLLO」の銀座街バル2017メニュー

■THE APOLLO

TEL:03-6264-5220

http://theapollo.jp/

東京都中央区銀座5-2-1

■2:銀座最古の手動式エレベーターが残る「奥野ビル」

銀座最古の手動式エレベーターが残る奥野ビル外観

地下鉄銀座駅から徒歩5分ほどの場所にある奥野ビルは、1932年に施工された歴史の古いビル。当時は高級アパートとして建てられ、本館と新館が左右対称のつくりになっています。

銀座最古の手動式エレベーターが残る奥野ビルの集合ポスト

建設当初は先進的な設計、設備を備えた高級アパートメントして名を馳せ、80年以上経過した現在では、そのレトロな外観はそのまま、アンティークショップやギャラリーが入るアートビルへ変貌。

奥野ビルに残る銀座最古の手動式エレベーター

驚きなのが、今でも使用されている手動式エレベーター。自分で外側のドアと内側の黄色の蛇腹を開けて中に入ります。今なおビルを利用する人のために働く、現役エレベーターなんです。

■奥野ビル

東京都中央区銀座1-9-8

■3:対面式サロンだからひとりでもくつろげる!「ル ショコラ ドゥ アッシュ 銀座本店」

ル ショコラ ドゥ アッシュ 銀座本店の内観

パティシエ・ショコラティエ・辻口博啓さんによるショコラトリー・ル ショコラ ドゥ アッシュ( LE CHOCOLAT DE H )銀座本店は、2015年にオープン。

ル ショコラ ドゥ アッシュ 銀座本店に並ぶボンボンショコラ

路面店ならではの独特の世界観あふれる店内の奥には、対面式のサロンが。わずか5席のこじんまりとしたスペースはくつろぎやすく、ひとりで訪れる男性客も多いそう。

ル ショコラ ドゥ アッシュ 銀座本店の銀座街バル2017メニュー

この非日常空間で楽しんでいただきたいのが、ポットでサーブされるショコラショー。ショコラショーとは飲む「ホットチョコレート」のこと。カウンター越しに1杯ずつ目の前でつくってもらえ、その過程を目でも香りでも楽しむことができます。ホットだけでなくアイスを選ぶこともできます(¥1,200 税込)。

TEL:03-6264-6838

http://www.lcdh.jp/

東京都中央区銀座6-7-6 銀座細野ビル1F

■4:アートの街銀座らしく、額装専門店「月光荘アトリエ・エムゾ」で体験プランも

額装専門店「月光荘アトリエ・エムゾ」店内

ギャラリーや古美術商があちこちにあり、アートの街という側面もある銀座。「月光荘アトリエ・エムゾ」は額装専門店です。

額装専門店「月光荘アトリエ・エムゾ」にて購入できる額たち

フレームとマットという中の枠を選び仕上げる額装に、もっと親しんでもらうために、無料で1枚絵を描けるスペースを提供しています。描いた絵をでその場で額装してもらえる、お手ごろな額装サービス(¥2,000 税抜)も実施。プチプラ雑貨にはないこだわりの額縁とマットを選び、お子さんの描いた絵を額装して持ち帰るなど、初めての額装体験にぴったりですね。

月光荘アトリエ・エムゾでお絵かきハンカチーフ体験

絵を描く人を応援するため、さまざまなワークショップを行っているこちらの月光荘アトリエ・エムゾ、「お絵かきハンカチーフ体験(¥1,500 税抜)」など、さまざまなイベントを開催しています。布用のクレヨンを使って童心に返るのも一興です。

■月光荘アトリエ・エムゾ

TEL:03-3572-9707

http://mzo.jp/

東京都中央区銀座8-7-5 金春ビル4F

■5:文房具のビルに野菜工場!?「伊東屋野菜工場」

伊東屋野菜工場は外から見学可能

文具店・銀座伊東屋のビルを立て替えた2015年6月、11階に誕生した伊東屋野菜工場。ビル建て替え時に「買う場所から過ごす場所へ」というコンセプトを決めた結果、12階のサラダをメインとしたカフェレストランで提供する野菜をビルの中でつくることになったそう。

このステンレスの窓枠には、旧伊東屋本店の外装で長年使われていたものが再利用されています。歴史あるビルの物語が、また違った形で引き継がれているのです。

伊東屋野菜工場の中は野菜がずらり

フリルレタス、小松菜、ルッコラ、ミント、ケールを栽培。カフェで提供している葉物野菜はここの収穫でほぼまかなえているそう。伊東屋のスタッフが試行錯誤を重ねながら、水耕栽培での安定供給を実現。

伊東屋野菜工場で収穫された野菜が買えるジュースバー

収穫した野菜はカフェにて提供されているほか、1階のジュースバーでも¥300(税抜)で買うことができます。

■伊東屋野菜工場

TEL:03-3561-8311

http://www.ito-ya.co.jp/

東京都中央区銀座2-7-15 11F

■6:常連になりたい!アットホームな隠れ家感「牡蠣Bar」

女性客でにぎわう牡蠣Barの店内

女性客で賑わう店内は、カウンターと小さなテーブル席のみ。こじんまりとしたスナックのようなつくりの牡蠣Barは、各産地から届いた牡蠣を、牡蠣師が目の前で開いてくれます。

牡蠣Barの銀座街バル2017メニュー

シャンパンやワイン片手に、手軽に新鮮な生牡蠣がいただけるなんて、とっても得した気分! ふだんのメニューで人気なのは熱々カキフライ(1個¥250 税抜)。生はもちろん、あらゆる種類・食べ方で牡蠣が楽しめ、隠れ家気分も味わえるこのお店、また通いたくなること間違いなし!

■牡蠣Bar

TEL:03-6274-6750

http://shoko-oyster.com/

東京都中央区銀座5-4-15 西五ビル3F

いろいろな角度から、銀座の奥深さを体験できるラインナップはいかがでしたか? 行けば行くほど、興味がつきない街・銀座をもっと身近に楽しめること受けあいです。

 

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2019.2.13 更新
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クレジット :
構成/安念美和子(LIVErary.tokyo)