いよいよ本格的な夏がやってきますね。紫外線対策はもうお済みですか? 紫外線対策といっても、対処法はいろいろ。今年は絶対に日に焼かない!と思っている本格派のあなたにも、手軽にさっと使えるものをというあなたにもきっと役立つ日焼け防止アイテムを、百貨店『伊勢丹』の数多ある商品のなかから選りすぐりました。傘やハットなどのファッション小物からクリームまで…あなたはどのアイテムを味方につけますか?

「小宮商店」の伝統技術

日焼け止めの塗り忘れや、汗で落ちたりと、日焼け止めだけで完全にUVカットするのはなかなか難しいもの。日傘を併用するのが賢い選択ですよね。伊勢丹のオススメは、日本橋の洋傘の老舗「小宮商店」の日傘。昭和5年の創業以来、日本ではごくわずかになった国産の傘を、江戸職人がひとつひとつ、丹念に仕上げています。「自社で自分たちの目の届く範囲で良質な物をつくる」という伝統を守り続けたオリジナルの傘には、それぞれにこだわりと緻密な技術が。その心意気までも併せて使うことで、私たちも伝統を守っているという自負までも得ることができそうです。

1.「小宮商店」 綿カワズ張晴雨兼用長傘

表側の生地に加え、内側にも傘骨を覆い隠すように二重に生地を張る製法を“カワズ張”といいます。二枚の生地が重なった部分がカエルの水かきに似ていることから、こう呼ばれるようになったとのこと。二重の生地の間に空間ができるため、光がやわらぐのが特徴です。表面は無地にアイボリー、内側はパステル風のプリント生地で、綿100%生地を使用。内側に骨のないデザインは顔映えがよく、プリントの優しい色合いが表情にもリンクしてくれそうです。
「小宮商店」

2.「小宮商店」 甲州織両面無地長傘かさね

遮光率、UVカット率にこだわるなら、こちらの甲州織両面無地長傘はいかがでしょうか。傘生地の本場、山梨県富士吉田市近辺で織られる先染めの専用生地「甲州織」を使用し、トリミングがアクセントになったスタイリッシュなデザインとなっています。99%の遮光率とUVカット率は、高密度な織りの技術のたまもの。合わせて、UVカット加工も施されているので、とにかく紫外線を浴びたくないという人にはぴったり。

「小宮商店」

サングラスは今年のトレンドを取り入れて!

モノトーンやベージュのニュアンス配色などのシンプルで品のよい着こなしに、こなれ感をプラスしてくれるサングラス。大人の女性であればいくつも手にしていることでしょうから、新調するなら、今年らしいトレンド感のあるものが最良です。

3.「ANNA SUI」 サングラス

おさえておきたいサングラスのトレンドポイントは3つ。「ビッグシェイプ」、「ヴィンテージ」、「ライトカラー」。おしゃれなビッグシェイプのフロントが目元をしっかりカバーし、紫外線から守ってくれます。また、ビックシェイプは小顔効果も期待できます。レンズのカラーとファッションをリンクさせるなどの遊び心も、ぜひ発揮してみてくださいね。

大人の魅力を引き出す「アシーナ ニューヨーク」の帽子

ファッションコーディネートのアクセントになって、ぐんとおしゃれをアップしてくれるハット。おしゃれ上級者に帽子好きが多いのも納得です。伊勢丹がオススメする「アシーナ ニューヨーク」のハットは、大人の女性を魅力的に見せてくれるという理由から、日本のみならず全世界で支持を得ているブランド。花や果物、自然の風景などからインスピレーションを受けたモチーフが多く、ナチュラルでシンプルながら洗練された魅力にあふれています。

4.「アシーナ ニューヨーク」 Shiho(シホ)

映画女優のようなワイドなツバが美しいシルエットを作りだすモデル「Shiho」は、顔周りを広範囲にガードできるUVカットアイテムとしても優秀。日差しが強くなるこれからの季節にぴったりです。さらに、小顔効果も期待できるのがビッグシルエットのうれしいところ。長めに取られたリボンが上品で、リボンの先端にはビジューがあしらわれているため、エレガントさが向上。より今の気分を反映させた仕上がりになっています。

5.「アシーナ ニューヨーク」 Rose Visor(ローズバイザー)

カジュアルなシーンで使いたいサンバイザーですが、上品さも兼ね備えているところがさすが「アシーナ ニューヨーク」。フラワーモチーフのレース使いは三越伊勢丹別注品です。すっぽりかぶるタイプの帽子はヘアスタイルによっては難しいことも。ポニーテールやお団子などアップヘアのアレンジにはサンバイザーを合わせてみて。

「アシーナ ニューヨーク」

上質な布に包まれる日常こそ大人の贅沢

ついうっかり、油断して日焼けてしまいがちな2大パーツといえば、「手元」と「首元」ではないでしょうか。日常生活でのちょっとした家事や車の運転中、オフィスでも窓の近くなら、UV対策が必要かもしれません。手や首を見れば年齢がわかるといわれるように、この2か所は顔に次いで手厚いケアが必要です。この2大パーツをやさしく守ってくれる、頼もしい「布アイテム」をご紹介します。

6.「装いの道」 シルク混アームカバー

贈り物にもおすすめのアームカバーは、肌触りもなめらかで心地よいシルク75%の混素材。伸縮性のある編み方でフィット感があり、洋装、和装どちらでも合わせやすい上品な光沢感が特徴です。さりげないレースとリボンがかわいらしく、つけていると仕草まで優雅になりそう。親指引っ掛け式ストッパー付きで、長さもたっぷりひじまであります。

7.「BPQC」 レクセルリネンストール

毎日身につけるものこそ、“いいもの”以上に価値のある商品を。三越伊勢丹がその審美眼と強いこだわりをもってつくり出した、知的な生活者のためのスタンダード・ブランド「BPQC」の、リネンストールが優秀です。薄くて軽やか、優しい肌触りの素材がふわりと首周りを包み込み、何ともいえない安らぎを得られます。透け感のある素材とランダムなボーダー柄で、見た目にも爽やかな印象。UVケア済み商品なので、自宅での手洗いも可能というお手入れのしやすさも魅力です。

「BPQC」

こんなの欲しかった!サブの日焼け止めにいかが?

本格的な夏も目前。すでに「今夏の日焼け止めクリームはそろえ済みです」という方も多いのでは。日焼け止め選びは、つけ心地や手軽さ、効果などが求められるアイテム。だからこそ、自分にあったものをじっくり選びたいものです。すでにベースの日焼け止めは見つけたという方にも、プラスであると便利な2品をご紹介します。

8.「ベアミネラル」 ベアミネラル ナチュラル サンスクリーン

手が汚れてしまう、べたべた重たいのが苦手……。日焼け止めのつけ心地を重視した、画期的なブラシ一体型パッケージの日焼け止めパウダー。ミネラルがベースで肌に優しく、つけていることを忘れるほど軽やかなつけ心地です。顔と体の両方に使え、ブラシヘッドは取り外して洗えるので、清潔に使えるところもストレスなく使えるポイント。“ベアミネラルUVカット微粒子ミネラルパウダー”が、シミ、そばかす、シワなどの原因となる紫外線をカットし、アロエベラエキスが肌を乾燥から保護し、潤いを与えます。

9.「アディクション」 ティント リッププロテクター+モア

「こんなものが欲しかった!」という メイクアップアーティスト、AYAKO の発想から生まれた新定番。紫外線や乾燥から肌を守り、モードなカラーバリエーションと質感が魅力のティント リッププロテクターが、リップカラー&フェイスカラーになりました! 薄くて乾燥しやすい唇と、顔の中でも紫外線のダメージを受けやすい頬に馴染みのいい発色で、指でささっと潤い&UVケアできる手軽さが頼もしいアイテム。しっとり吸いつくようなテクスチャーが、やみつきになりそうです。

「アディクション」

紫外線に負けないためには、日々のインナーケアがカギ

日傘や帽子などのUVカットアイテムや日焼け止めなど、紫外線を防ぐケアがまず最優先。でも、もう一歩先へ進むべく、ぜひ取り入れてほしいのがインナーケアです。紫外線のダメージを受けにくく、さらに、ダメージからすぐにリカバリーできるよう、手軽に取り入れられるドリンクをご紹介します。

10.「HACCI」 ハニースノー

はちみつの神秘的な恵みを、現代女性の美容に役立てているブランド「HACCI」。天然のサプリメントといわれるほど豊富な栄養が含まれるはちみつに、高い抗酸化力が期待できるフランス産松樹皮エキスのピクノジェノールやルテイン、吸収率に優れたグルコ酸亜鉛やビタミン類など、美肌を助けてくれる成分が贅沢に配合されています。紫外線量が本格的に高まる初夏から夏の間だけでも定期的に取り入れると、紫外線に負けない肌の基礎体力を保つ一助となってくれます。

問い合わせ先

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2017.10.30 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
クレジット :
文/森山麻里子