モードの観点からいえば、この春夏のイットカラーは、ブルーやグリーン。澄んだ水のようなライトブルーや、水生植物を思わせるグリーンが、アイメークの注目カラーです。でも大人の目元には、引き締め効果や品のよさも不可欠。

パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールショウ プロ ライナー ウォータープルーフ 472 ¥3,000(税抜) 
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そこで重宝するのが“ディオール”のこのライナー。ちょっとくすんだようなカーキが悪目立ちせず、でも主張のある目元に仕上げてくれるのです。まぶたの際に細いラインを引くのが王道の使い方ですが、この夏は思いきって、上まぶたに広めにラインを施すのがオススメ。斜めにカットされた先端を使えば、幅広ラインだって簡単。まるでリキッドやジェルのようになめらかなテクスチャーで、フィット感にも優れているから、面白いようにラインが決まる! 下まぶたへの色移りやにじみもなく、一日中濃密発色をキープ。かすかにゴールドを含んだカーキが過不足なく、あか抜けた大人のまなざしを演出してくれる逸品ライナーです。

■太くも細くも描きやすい“なぎなた形”の芯が特徴。日本人の黄み肌に自然になじむカーキ色だが、微細なラメをたっぷりと含み、ラインを引くと艶と輝きが前面に。陰影を生むだけでなく華やぎもプラスできる。

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この記事の執筆者
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栗原 緑さん ビューティエディター
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『Precious6月号』小学館、2016年 / 2017.8.25 更新
群馬県高崎市生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。『流行通信』編集長、『ハーパース バザー日本版』副編集長を経て、2006年よりフリーランスの編集者として活動。編集者歴は30年超。雑誌及び広告制作などにおいて、企画から写真撮影のコーディネート&ディレクション、取材、原稿執筆まで手がける。趣味はガーデニングと読書、ウォーキング、料理。 好きなもの:猫、化粧品、香味野菜、赤ワイン、トリュフ、青い和食器、お風呂、くちなしの花、商店街散策、料理、上質ミステリー、ドン・ウィンズロウ、手芸、美容機器、山下達郎、ジェット・リー、本屋、平日昼間の散歩、Hidden Objectゲーム、“サンタ・マリア・ノヴェッラ”のポプリ、ウフィッツィ美術館、夕暮れ時のルーフバルコニー
クレジット :
撮影/戸田嘉昭(パイルドライバー) 文 /栗原 緑