「時計の進化を2世紀早めた」とその偉業が讃えられる時計界のレジェンド、アブラアン-ルイ・ブレゲ。その天才時計師は複雑機械式時計だけではなく、優雅なジュエリーウォッチも製作していました。

ペルル・アンペリアル ハイジュエリーウォッチ[ケース:ホワイトゴールド、ケースサイズ:縦34.4×横28.7㎜、ストラップ:サテン、自動巻き] ¥12,310,000(予定価格/税抜)

歴史を彩った女性たちも多く顧客にもっていたブレゲですが、ナポレオン・ボナパルトの妻、ジョセフィーヌもそのひとり。今年は彼女が愛用していた、手で時間を知る触覚時計「モントレ・ア・タクト」をモチーフにした、美しいジュエリーウォッチが登場!

やわらかな曲線を描くケースを取り巻くブリリアントカットダイヤモンドは、合計23個、約4.12カラットという豪華さ。ケースからこぼれ落ちた雫のようにあしらわれた大粒のアコヤパールとともに、その内側に宿す最高峰のムーブメントを彩ります。

■ダイヤモンドやパールが織りなす華やぎと、クラシカルなブルースチールの「ブレゲ針」が際立つシンプルなダイヤルが見事に調和。トレンドのパープルカラーのストラップが、その高貴な表情に艶やかさを添えて。

問い合わせ先

この記事の執筆者
TEXT :
岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト
BY :
『Precious7月号』小学館、2016年 / 2017.7.31 更新
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿
クレジット :
撮影/武田正彦 文/岡村佳代