IWC、「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」。

1868年にその歴史が始まったとき、創業者が名づけたブランド名は、自らの氏名ではありませんでした。創業者の名前を冠する名門が多いなかで、自分の名を残すことよりも大きな志を、このシンプルな社名に託しました。

そんなエピソードからも、IWCというウォッチメーカーの真摯なウォッチメイキングを感じることができます。

ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37 『ローレウス・スポーツ・フォー・グッド』[ケース:ステンレススチール、ケース径:37㎜、ストラップ:アリゲーター、自動巻き] ¥1,010,000(税抜) 

そのIWCが本格的に、女性ユーザーに向けたモデルの展開をスタートさせて、2016年で3年目。イタリアの高級シューズブランド、サントーニ社製のアリゲーターストラップにフェミニンな新色が加わるなど、エレガントなイメージは加速するばかり! 時計としての真価に目覚めた大人の女性の選択肢が、また広がりました。

■夜空を思わせる深いブルーのダイヤル&ストラップと、ステンレススチールケースから放たれるクール感が、絶妙なバランスを奏でるプチ・コンプリケーションウォッチ。12時位置の星降るムーンフェイズ表示が、時計に目を落とすたびに詩情豊かな心地へと誘う。

問い合わせ先

  • IWC TEL:0120-05-1868
この記事の執筆者
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岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト
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『Precious7月号』小学館、2016年 / 2017.8.25 更新
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿
クレジット :
撮影/武田正彦 文/岡村佳代