鉄製フライパンは自分好みに育つ魔法の逸品。しかもどんな食材もこの鉄製フライパンで調理すると、本当においしいんです。使えば使うほど自分好みに育つ鉄製フライパンは、ひと手間を惜しまずていねいに暮らす大切さを教えてくれた道具のひとつです。

明治41年に創業した釜浅商店は、合羽橋に本店を構えるこだわりの調理道具を取り扱うお店。なかでも鉄を何千回もたたき締める製法で仕上げた鉄製フライパンは、丈夫なだけでなく、焦げにくく使いやすい。写真一枚目、上から/フライパン[直径24㎝]¥4,750・[直径26㎝]¥5,000(予約制/ともに税抜)
明治41年に創業した釜浅商店は、合羽橋に本店を構えるこだわりの調理道具を取り扱うお店。なかでも鉄を何千回もたたき締める製法で仕上げた鉄製フライパンは、丈夫なだけでなく、焦げにくく使いやすい。写真一枚目、上から/フライパン[直径24㎝]¥4,750・[直径26㎝]¥5,000(予約制/ともに税抜)

食材に焼き目がつくジューッとした音とキッチンに広がる香ばしい匂い…どんな食材もこの鉄製フライパンで調理すると本当においしいんです。まるで自分の調理のクセを受け止めて、料理をうまく仕上げてくれるような魔法の道具! 私は、女性にとって使いやすい小ぶりサイズの24㎝を愛用しています。

鉄打ち出しのフライパンの断面
鉄打ち出しのフライパンの断面

2012年に新しく登場した鉄製フライパンには、一般的なものに比べて2.3㎜と厚みのある鉄板を採用。それにより蓄熱、保温性が高く、食材にじっくりと熱が伝わることでおいしさを引き出してくれるそうです。

鉄打ち出しのフライパンの柄の部分
鉄打ち出しのフライパンの柄の部分

鉄打ち出しのフライパンは、使えば使うほど、油なじみがよくなり、自分好みに育っていきます。そして、一度手に入れたら、お手入れをしながら長く愛用する。そんな、ひと手間を惜しまずていねいに暮らす大切さを教えてくれた道具のひとつです。

※この情報は2016年8月7日時点のものになります。詳細はお問い合わせください。

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この記事の執筆者
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Chizuさん スタイリスト
2017.11.2 更新
1955年九州生まれ 。文化服装学院服装科卒業。在校中に文化出版局で撮影や編集アルバイトを経験した後、カメラマンからの紹介でスタイリストに。スタイリスト歴35年、弟子10名。 好きなもの:キャップをした3Bのトンボ鉛筆コンテ用、ほぼ毎朝の沈香、お裁縫箱、あご出汁、“チャーチ”のローファー、スヌーピー&ひつじのショーンは同格、シェリー、スコッチ、チョコレート、アイスホッケー、フィリップ・ノワレLOVE♡、ゴブラン織り、コート、WOWOW、『ナイキ エア』、くるくるパーマを巻き続けて30年のヘア高野さん
クレジット :
撮影/小池紀行(パイルドライバー) スタイリスト/Chizu 文/小林 綾